EC-10M(カホン専用マイクプロセッサー)で2時間ほど遊んだ感想
8割方愚痴ですの。
すごく久しぶりです。
機材買いました。
電源入れると見た目はかっこいいです。見た目は。
カホン側にマイクを取り付けるんですが、こんな感じで挟むタイプです。
ここまではいいのよ。
実際に鳴らしてみたよ
結論から言うと
たぶん今後使うことはほとんどない
生音に電子音乗せたりループ機能がついてたりと
機能としては充実してそうなんですけどね。
メイン機能の電子音
音色に関しては不満はありませんよローランドのいつもの音です。
問題は反応に関して。
1つのキットにそれぞれ高音と低音が設定されていて16種類のキットが選べます。
そしてカホンに取り付けたマイクが自動的に高音と低音を判断して電子音を乗せてくれます。すごい。
ただ、この叩き分けがすごく難しい。
今回試したカホンが全体的に高音寄りなので叩き分けは難しいのかな
という印象もありますけど、かなり練習が必要かと。
まぁ練習で解決できるならなんの問題もないよね。
でもね
反応ムラがすごいんですよ
こんなに反応にムラが出ちゃ駄目だと思うんですよ pic.twitter.com/pyugO3Uvhr
— とまち (@tmatching_e) 2018年3月27日
スマホで適当に撮影してるんで画質はお察しなんですが。
叩く位置は固定。叩き方もできるだけ同じようにやってるのにここまで反応しない音があっていいのかと。
音数が増えればどんどん反応しない音が増えていきます。こわい。
仕様なのか偶然マイクが拾ってなかっただけか分からないんですけど
高音と低音の電子音は同時に鳴らせないんですよ
少しでもタイミングずらせば拾うのにね。
さらに
AとBのパッドでキットを切り替えるんですけど
Aがマイナス、Bがプラスで番号順にキットが切り替わります。
ここでも不便なポイント。
16番目までBを押した後はBのパッドが反応しません。
1番目のキットに戻るときはAをいっぱい押します。いっぱい。
短時間での音色切り替えは想定してないんですかね
1つのキットしか使わないならいいんだけど個人的には不便すぎる
ループ機能について
フレーズを記憶させてループさせることができます。便利そう。
たぶん電子音しかループできません
まだ2時間程度しか触ってないんで確定ではないんですけどね
公式の使い方動画見ても電子音しかループできてねえし
しかも
推測なんですけど、こいつのループってMIDI管理なんですよ。あくまで推測。
だからベロシティーまでの再現はできる。
ただ、どうあがいてもMIDI。
ループさせた状態で音色を変えるとそれに追従してループの音色も変わります。
意味がわからないよ
例えば
「3番の音色のループを用意して、それに7番の音色で演奏を重ねる」
とかできないのよ?
3番でループ作っても7番に変えれば7番の音色でループが再生されるのよ?
なんだったら切り替えの仕様上4,5,6の音色を経由することになるから
ループ再生したままだとどえらいことになるよ?
同じ音色重ねるより別の音色重ねたい場面の方が多いと思うんだけどな…
最後に
2時間ではEC-10Mのいいところは見つけられなかったのでもう少し遊んでみます。
一応言っときますが
「買ったのにこの程度だから不満」
というわけじゃなく
「無料で試したとしてもこれはないわ」
っていうことですからね。
買ったことに後悔はしてませんよ・ω・
ただ
今のところ
「何やらせても悪い面が大幅に勝つ機材」
という印象。
もちろん使う人とかカホンによって大きく変わると思いますよ。
僕がやりたいこととか演奏に合ってなかっただけなので
「こんなもの買うな」とかは一切思いません・ω・
でも音数が多い人には向いてない気がする。
置いた時の見た目はいいんだけどなぁ